今日はご存知、革命のエチュードをテーマにお喋りしたいと思います。
私がはじめて知ったのは子どものときやっていたドラマ「少女に何が起こったか」でです。
小泉今日子さんが演じる主人公が弾いていましたね。
吹き替えのために音と指がずれているという都市伝説(?)もありましたっけ。
何度も弾くチャンスがあったのですが、私は大学2年に勉強しました。
なぜなら2年次にショパンエチュード(2曲)の試験があったから。
当時、私の中で1度勉強した曲はやらないというおかしなポリシーがあったので(今は違いますよ、、)、この試験のときのためにとっておいたのでした。
ちなみに、そのときのもう1曲はop25-9“蝶々”でした。
私がこの曲を弾いて難しいと思ったのはペダリング。
たくさん入れると何言ってるのかわからないし、少ないと貧弱。
物事は中庸が良いというのがわかります。
そして、やはり、とにかく左の練習するべし。
右は和音がバシャッとならないように美しいまとまりのある音を心がけたいです。
左右合わせるのも大変、ある程度はできても付点がベストにハマらせるのは難しい。
ロシアからの独立を目指したがワルシャワがついに陥落してしまった(革命が失敗した)頃に作曲されたとか、
リストに献呈されたとか(←何でも初見で弾きこなせたリストがショパンエチュードop.10は数週間かかったらしい)、
そして革命の名はリストがつけたらしいとか、
いろいろいわくがあるようです。