今日は癒しの曲、これを聴いて癒されてほしいという思いから選曲しました。
紹介するのはバッハの愛すべきこの曲。
アルマンド、お菓子の名前ではありません。
美味しそうではあるけれども、舞曲の一種です。
組曲の1曲めまたは2曲めであることが多いアルマンド、この組曲では第1曲め。
アルマンドとはフランス語でドイツの意味であるとか。
常に切れ間なく音楽が流れるような曲調。
のっけから爽やかな風が吹いてくるかのよう。
その風は、たぶん木々の芽吹きの、フィトンチッドたっぷりなんだろな(注:私の勝手なイメージです)って感じ。
ト長調の明るさが救われます。
優しい気持ちになれます。
コロナのせいでイガイガかさかさしていた気持ちが浄化されますよ。
個人的には、冒頭のフレーズをオルゴールにして小さな小箱に閉じ込めておきたい。ずっと聴いていたい気分です。
(すみません、マイワールド全開な表現ですね、、)
宮廷音楽のようなこの曲、貴族の集まりと見立ててみましょう。
装飾音やトリルは、コロコロと女性が笑っているのでしょうか、華やかさを演出、優雅で美しい。
半音を効果的につかったバロックちっくな進行といい、随所で「好き」が連発します。
フランス組曲、バッハは6曲書いていますが第5番は最も有名な曲、通してもぜひ聴いていただきたいです。
あなたもぜひ癒されてくださいね。