バラードとは、楽想が物語風に展開される曲です。
何らかのストーリーになっていることが多いです。
ブルクミュラーのこのバラードは解説には、この詩から楽想を得たとか、こういう物語であると明文化されていないので、
演奏者の自由な解釈として私の案(?)をご紹介したいと思います。
イントロダクション、暗い暗い森の中をとぼとぼ歩いておりました(~6小節)。
そこへいきなりモンスターが!・・・また!(左ラのスフォルツァンド)
とぼとぼ歩いているとまたモンスターが!
やばい!逃げろ!(19小節め~)
キャー!!(24小節め~)
31小節めからは、明るいところに出ます。
どうやらここは安心みたいだ。
ん?あれ?雲行きがあやしくなってきたぞ(47小節めあたり)。
また暗い森に迷いこんだ!(57小節め~)とぼとぼ歩いているとやはりモンスターが現れる。
やばい!逃げろ!
87小節めからは一目散に走ります。
森を抜け、森はだんだん遠く小さくなっていきました(92小節~)。
ジャーンでおしまい。
ブルクミュラーさんが考えたわけじゃないよ、私が考えたのと断りを入れて生徒さんに話します。
〇〇ちゃんはどんなお話だと思う?
思わぬユニークな答えが返ってきたりして、きっと想像力豊かになりますね。
あなたの思うストーリーを考えてみてください。