tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

残念ですが諦めます

前々から、音楽療法士の資格、取りにいくぞと豪語していました。こちらのブログにも、、

下準備もちょっとずつやっておりました。
必要な単位も通信制大学ですべて取りました。
講習会前の試験対策もやっておりました。

実は昨日、音楽療法士資格取得のための必修講習会の事前説明会だったのです。
朝、5時半に家を出て新幹線を使い、時間だってお金だって、かけて行ったんです。説明会だけのために。

そこで聞かされたのは、ハードルの高さでした。

講習会90コマ全部を休まず出席が資格取得の絶対条件、つまり病気になるなと。
音大で音楽療法士の資格を取る人は1000万近くの学費をかけて4年間かけて取得しているのだから、別ルートは厳しくて当たり前、というスタンスのお話でした。

全国各地の学会に出席してポイントを取得しなくてはならない、音楽療法士の元で自分で修行をしなくてはならない、などハードルが高すぎるのです。

また、音楽療法的な仕事をするためのパスポートが欲しいのに、臨床経験何年以上、が、講習会を受ける条件。それも証明書を要し、それが通るか審査があるとのこと。

何重ものふるいにかけられます。

ただのピアノレスナーでは無理な話でした。
むしろ、音楽経験がなくても、介護福祉施設など働いている方のほうが、条件としてかなっているようでした。
スタートラインにも立たせてもらえなさそうです。

講習会を受けなくとも音楽療法の勉強はできるし、資格取得については苦労と実益が見合っていないので諦めようと思います。

あくまで私の感想です、、
資格取得について挑戦しようという方には敬意をしめし、エールをお送りします。