tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

嬉しい記事見つけました

25日配信の夕刊フジのネット記事で
音楽療法、いきなり“ウクレレ”で参ったけど・・・(略)」を読みました。

MCI(軽度認知障害)の筆者さんのデイケアでの音楽療法の時間の話です。

筆者さんは、学校の音楽の時間では歌は口パクで切り抜けてきたそう。
ところが、デイケアでは少人数、ごまかしがきかず、指導者さんの熱意ある指導で音楽の効果に開眼する記事です(私の過大な解釈も入っているかもしれません、、)

そこではウクレレの指導が行われていました。

音楽療法ではギター系は良く使われています。
場所を選ばないから、弾きながら歌えるから、自由に移動できるから。

筆者さんはコードが難しかったそう。
CやFは弾けてもG7が厳しい、指導者に訴えると

「どこも押さえなくていいし、飛ばせばいいんです」

なるほどー!
弾ける場所だけ弾く。合奏ならそれでいいんですよね?
上達が第一の目標ではないのですから!
音楽教室ではなく音楽療法の場なのですから!

音楽療法は、楽しみながら失われた機能を改善させる手助けが目的、臨機応変に。

幸せホルモンの1つと言われているエンドルフィンは、ある一定以上運動すると分泌される(ランナーズハイなど)こと、良く知られています。

運動もいいけど、体力、気力の落ちている人には、他の方法で幸せホルモンを分泌させたいところ、そこで音楽!

ただ、聴くだけと違って自発的に演奏するということは、
頭も使うし、指先も使うし、幸せホルモンも分泌、いいことづくめです。

音楽やってみんなで幸せになろう!
(注:怪しい宗教ではありません、、)