今日も今日とて、車で15分のところの大きな池のある散策コース歩いてきました。
冬真っ只中、遊歩道は落葉で敷き詰められています。
風情があって、落葉を踏むサクサクという軽い足音が、耳に心地よくて、いい音だなあと歩いておりました。
人は1日に6万個もの思考をめぐらせていると言われています。
心に移りゆくよしなしごと、とりとめなくぼんやり考えながら歩きました。
その中の1つ。
去年の今頃、生徒さんが「秋の光に落葉が舞って」、弾いてたなあと思い出しました。
8分の3拍子。
低学年には少しフラットが多いヘ短調の曲。
小さなつむじ風にクルクル落葉が舞っているような16分音符が並びます。
平吉さんのこの曲集「虹のリズム」には多い手法、ヘミオラがいいアクセントを醸しています。
複縦線あとの中間部分は、調性も拍子感もつかみどころがなく、曲の作りこみ方が難しいです。
雰囲気出せればその子はかなりセンスがあるといえるでしょう。
子ども向けの曲集となっていますが、大人が弾いても十分楽しめる&勉強になる曲です。