tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

作曲できたら素敵だなあ

はじめに。
私、ちゃんと作曲法学んだことないです。和声も何もあったもんじゃない。
でも、遊びで曲を作っては五線ノートに残すことをコツコツやっていました。ピアノ曲オンリーです。

今はさすがにそのような時間はありませんが(身の程も知っているし)、10代はよく作っていました。
どう甘めに見ても素人作品ですが、、

その頃、良く曲の終わり方に着目していました。

以前にも書いたことがありますが、
とにかく若い頃は、ガンガン系、パッションで弾くような曲が好きだったので、
劇的な曲の締め方にはどんなものがあるか、新しい劇的な最後って編み出せないか、そんなことばかり考えていました。

ショパンバラードの1番の終わり方、カッコい~と痺れておりました。
これを思いついたショパンは天才だと。

プロコフィエフソナタ1番の最後、メノモッソ、左オクターブ下行からの超低音B(ベー=シのフラット)、カッコい~!今までのすべてがこの1音の快感のための伏線だったかのように感じておりました。

当時の曲の選曲は、まず、終わり方を見てから、と言っても過言でないかも。

いかに演奏し終わったあと、聴衆から拍手を引き出せるか、あざといことばかり考えていました・・・。
若いですね~(苦笑)

そのような終結部を書きたい!と思っていましたが、土台のない私にそんな曲書けるわけない、夢で終わりました。

今でも作曲できる人はすごいなあと憧れであります。