はじめに。
私、ちゃんと作曲法学んだことないです。和声も何もあったもんじゃない。
でも、遊びで曲を作っては五線ノートに残すことをコツコツやっていました。ピアノ曲オンリーです。
今はさすがにそのような時間はありませんが(身の程も知っているし)、10代はよく作っていました。
どう甘めに見ても素人作品ですが、、
その頃、良く曲の終わり方に着目していました。
以前にも書いたことがありますが、
とにかく若い頃は、ガンガン系、パッションで弾くような曲が好きだったので、
劇的な曲の締め方にはどんなものがあるか、新しい劇的な最後って編み出せないか、そんなことばかり考えていました。
ショパンバラードの1番の終わり方、カッコい~と痺れておりました。
これを思いついたショパンは天才だと。
プロコフィエフのソナタ1番の最後、メノモッソ、左オクターブ下行からの超低音B(ベー=シのフラット)、カッコい~!今までのすべてがこの1音の快感のための伏線だったかのように感じておりました。
当時の曲の選曲は、まず、終わり方を見てから、と言っても過言でないかも。
いかに演奏し終わったあと、聴衆から拍手を引き出せるか、あざといことばかり考えていました・・・。
若いですね~(苦笑)
そのような終結部を書きたい!と思っていましたが、土台のない私にそんな曲書けるわけない、夢で終わりました。
今でも作曲できる人はすごいなあと憧れであります。