tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

朗読とピアノ「朧月夜」2

田辺聖子さん原作、田頭優子先生作曲のこの楽譜について。

源氏物語より、です。
(帝から寵愛を受けている)朧月夜と光源氏の恋。

まず、文章。
大人ちっくというか、知的というか、噛み砕いた文章でないんですね。
ある程度の予備知識がいります。

ただ朗読では単語一つ一つが難しく、幅広いお客さんに理解していただくの、厳しそう。
コンサートで取り上げるのであれば、解説、もしくは、朗読文そのものをつけた方が良さそうだと感じました。

そして曲。
弾いてみて、ある既存の作曲家が2名ほど思い浮かびました。

1つめは、滝廉太郎
「荒城の月」を連想させました。調性もハ短調ピアノ曲「憾」も少し入っているような。
滝廉太郎の曲、そんなに知っているわけではないのですが、少し似せてあるのかなと思いました。
舞台は日本ですから、多いにあり得ると思います。

2つめは、ドビュッシー
と、いっても「月の光」に限ってです。
曲中、そのものズバリ的な、部分があります。
気づけば、結構な玄人だと思います。

全体の印象としては、かなりドラマチック仕立てです。
なかば強引に物語の世界に引き込ませてくれます。

朗読、ピアノ、朗読、ピアノではなく、
ピアノと朗読が同時進行の作りなので、これはあらためて朗読者が要りますね。
私一人では演奏できないので、どなたかお願いしなければ、です。