tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

子ども時代の練習風景

前にも書いたことがありますが、
私は某音楽教室の幼児科終了後、個人の先生に移りました。
小学1年生のことです。
その頃の練習時間は1日30分程度でした。

両親は音楽をやらない人だったので、基本一人での練習。
時々、5回連続間違えずに弾けるまで、など、ミッションが課されたりしていました。
純真で素直な私は、ひたすら弾き続けていました。(今思えば、そんなのムリ過ぎる!)

3学年上の従姉妹のお姉さんが、毎日1時間練習していると聞けば、
両親から、あなたは1時間半練習しなさい、と。
3年生頃から、毎日の練習時間が増えました。

レッスンでは4冊持って行っていましたが、レッスンの曲だけでは飽きてしまう。

ですので、ここだけの話、
母が譜面読めないことを幸いなことに、いろんな曲を弾いていました。
(この逸話、清塚信也さんも、同じようなことおっしゃっていました。J―POPをクラシック調に弾いて、ごまかしていたようです、、)

私はそんなアレンジ力、なかったので、教本内のいろんな曲弾いていました。

今と違い、各部屋にエアコンなんてなかったから、夏は扇風機、冬は石油ストーブを、居間から移動させて弾いていました。

レッスンも徒歩で隣り町まで通っていたし、時代柄、今の子たちよりも、ずっと自由で自立していたかもしれません。