tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

ブルクミュラー「せきれい」

せきれいは鳥の名前です。
日本にも広く分布しています。
冬鳥らしいですが、私の住んでいる地域では一年中見られます。
チョンチョンとジャンプして人懐っこいかわいい鳥です。
中国では、雌雄の仲睦まじい様子から「相思鳥」と言うとか(ステキですね)。

この曲、模範演奏するにあたって、鳥の説明から。

まず楽譜づらから曲をイメージしてもらいます。
きっとこの鳥の身軽さを表してるんだよね。
スタッカート多く、レジェロの指示。

ストーリーを考えるのも楽しい!
中間部の短調に転調したところは、蛇か猫に狙われてるんじゃない?
あ、間一髪で飛び立ったね!(19~22小節)

この鳥を知っているか知らないかで大きく違います。
スマホなどで画像を見てもらって
「あ、この鳥見たことある!」
などと反応が返ってきてくれると、きっと演奏に活かされることでしょう。

また、ある程度、器用さが必要です。
フットワーク軽く、スポーツ得意な子の方が向いているかもしれません。

テンポ良く軽やかに弾きましょうね。

他にも鳥の名前の曲、たくさんあります。
またご紹介しますね。