私は、学生時代からピアノレスナーを始めたので、
駆け出しの頃、指導していた生徒さんは、今では、立派な社会人になり、第一線でバリバリ働いています。
中には、今でもお付き合いがある方もいて、頑張っている近況などが耳に入ってくることがあります。
先日、息子が学校から持って帰ってきたプリントの中に、市の各小中学校、各保育園の先生方が書いた文章の新聞のようなものがありました。
そこの、ある機関の先生代表としての文章に、懐かしい名前が。
うちの門下でピアノを学び、教育大の音楽科に進み、夢を叶えた生徒さんOBの名前でした。
コンクールでも入賞したり、音楽的な感性のある優秀な子でした。今でも年賀状を送ってくださる素敵なお嬢さんです。
思いがけなく、名前を見つけ、嬉しくなってしまいました。
他にも、同じく、教育大で幼児教育を専攻し、保育士さんになった(ピアノ発表会のお手伝いにも駆けつけてくださいました)生徒さんOB、看護師さんになった方、栄養士さんになった方などなど、
皆さん、大きくなって立派になられて、その風の便りは、長らく、ピアノの先生やってきた私へのご褒美だなと思います。
願わくば、今も時々ピアノ弾いていてほしいな。
子ども時代のお稽古事って、そのときはなんとも思わないんだけど、振り返ってみると、懐かしく尊い日々ですよね。
秋になって少し感傷的になっている私でした。