私が小学生のとき、アニメ以外で初めて買ってもらったレコードは、
カラヤン指揮のベートーヴェンの交響曲第5番「運命」とシューベルトの未完成交響曲のカップリングのレコードでした。
妹にもレコード買ってあげて、と、まだ音楽のこと良くわからない、小さな妹の分も両親におねだりしました。(→作戦勝ち)
妹の代わりに私が選んであげたのは、
某ピアニストのベートーヴェンのピアノソナタ、「月光」、「悲愴」、「テンペスト」のレコードでした。
話はかわり、
私が、オーディションに「月光」3楽章で挑むというとき。
最後のテンポプリモの入りが、独創的でいいと師事している先生に褒められたのです。
超ピアニシモから湧き出でるように弾く表現が良かったようです。
でも・・・これ、私のアイデアではないんです。
例の、妹のレコードのピアニストの演奏から拝借したアイデアなのです。
弾き合い会で先輩お姉さん方にも、「ともちゃんのここの入りいいでしょう!」なんて、
先生、おっしゃるものだから本当のこと言えなくなっちゃいました。
その甲斐あってか(?)入賞。
もう、時効ですよね(テヘ)