子どもたちにワークを指導していて、説明するの、難しいなあと思う問題があります。
4分音符は何拍でしょうという問題。
普通に考えれば1拍で正解なのですが、ワークが進んでくると、それに条件がつきます。
〈問〉8分の3拍子のとき、4分音符は何拍でしょう。
分母は何音符を1拍とするか、です。
よく使う4分の4拍子や4分の3拍子は4分音符を1拍とするから、習った通りの拍でいいのだけど、
8分の3拍子や8分の6拍子は8分音符を1拍と置き換えなければなりません。
ちょっぴり数学ちっくなので、低学年には、難しいんです。
〈答〉2拍
音符積み木(音価に合わせて長さが違う)で、
4分音符だと、8分音符が2つ入るから2拍。
付点4分音符だと、8分音符が3つ入るから3拍。
付点2分音符だと、8分音符が6つ入るから6拍。
と、実際に並べて説明します。
が、しかし、積み木があるから解ってくれるんだけど、ないと難しいなあ。
なんか、ストンと理解できる良い方法はないかと日々悩んでいます。