tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

コルトー「インディアンのおどり」

子どもたちに大人気、ぴあのどりーむでは5巻に収録されています。

コルトー・・・
はて?どちらのコルトーさん?
と思って調べたら、A.コルトー、アルフレッド・コルトーだったのですね!
長くピアノを教えているのに、イコールで結ばれていませんでした。

A.コルトーは、かの有名な20世紀初頭のピアニストです。名録音を遺していますね。
正確さには欠けたかもしれませんが、美しいタッチと個性的な解釈に定評があります。

話を戻して、インディアンのおどり、
左は同じ和音の連続です、それがインディアンっぽくってカッコいい。
右もシンプル。アクセントがいい味出しています。弾けたら終わり、ではなく、ぜひアクセントまでこだわって欲しいですね。
8小節ごとのポジション移動もテンポ感を損ねず、弾いて欲しいです。

曲としてワクワクするといえば、天下一品、この曲嫌いな子、いないんじゃないかしら。

練習嫌いさんも、レッスンでちょっと一緒に、練習に付き合ってあげると、すぐ弾けるようになります。
最初はつまらなそうにしていたのに、弾けてニッコリ。
ハイ、笑顔いただきました~!

こんなことならコルトーさん、もっと子ども向けの曲、遺してくれたら良かったのに。