友人から招待状を譲り受け、丹羽悦子さんのコンサートに出かけてきました。
プログラムによると、丹羽さんは尾高先生の作品をコンサートに多く取り入れているご様子、ご本人に直接師事もされているそうです。
コンサートで披露されたバラード第2番「時の彼方へ」は丹羽さんに献呈されています。
尾高先生ご本人も会場にお見えになっていて、アンコールで尾高先生の連弾作品「音の旅」より2曲、尾高先生と丹羽さんによる演奏で聴くことができました。
う、羨ましい!
一度、曲をプレゼントされてみたいものだし、作曲家ご本人とアンサンブルしてみたい。
尾高先生はご挨拶で、
僕はしがない現代作曲家で、日本は保守的、オケも自国の作曲家をあまり扱ってくれない、彼女は希有な存在、大変ありがたい。
みたいなことをおっしゃっていました。
確かにそうかも。
企画、主催する側も、確実にお客さんが入る大作曲家のプログラムを好むんだろうなあと思いました。
日本は、音楽をやっていない一般の人がクラシックを気軽に聴きに行く土壌でないからなあ。
連弾の曲が良かったので、演奏会終わりに即売会で楽譜を購入して帰りました。