楽譜は五線と音符を使って表されますね。
(記譜法は時代や国などでも変わってきますが、一般的な現代の西洋の記譜法において、です)
五線は言うまでもなく、5本の線のこと。
1本ずつ名前がついています。
下から順に第1線、第2線・・・第5線まで。
音符を書くとき、線だけではなく、線と線の間も使いますね。間にも名前があります。
下から順に第1間・・・第4間まで。
なお、五線に収まりきれない音は加線を使って書くことになります。
線と間については、子どもたちにもワークやドリルなどで、わりと早いうちから馴染んでもらいます。
学校教育においても低学年で習うようです。
教具に「カラーノート」という五線が書いてあるマグネットボードがあります。
「ト音記号の第1線に置きましょう」「第1線は何の音ですか」(答え:ミ)
などと、磁石を置いてもらって確認することもあります。
ちなみに
ト音記号は第2線から書きはじめますね。第2線は何の音ですか?ソ=ト音ですね。
ヘ音記号も然り。点と点の間は第4線です。ファ=ヘ音を示しています。
だから、ト音記号、ヘ音記号と言います。