(前回の続き)
ピアノのオーバーホール、決断しました。
これはもう一大プロジェクトです。
今度の調律師さんの薦めで部品はスタインウェイのものを使うことに。
弦はレスロー、ハンマーはレンナー、チューニングピンはディアマンテ製です。
その他もろもろ、すべてスタインウェイ採用の部品。
海外からの部品お取り寄せから始まり、納期は半年かかるとのこと。
その間、レッスンに支障が出ないように、ディアパソンのグランドを貸していただくことにしました。
(ディアパソン、初めて弾いたけど、これも良いピアノでした)
不安半分、期待半分の待ち時間。
半年後、戻ってきたピアノの弾き心地は・・・
“スタインウェイでした!”
カワイの柔らかい温かみのある音、少し重めのタッチのイメージが覆されました。
ホールに置いてあるスタインウェイだ、コンサートグランドみたい。
ラクに華やかな音が出る、タッチも重くない。
調律師さんいわく、鍵盤が重いと指に負担がかかるそう。私みたいなジストニア持ちにはいいかもしれないです。
オーバーホール前のストレスMAXから一気にストレスフリーに。
弾いていて苦痛でなくなりました。
こうして、外枠、響板はカワイ、中身はスタインウェイの、ハイブリッドピアノとして生まれかわりました。
これでまた30年弾けるかな。