パデレフスキ、ポーランドのピアニスト兼作曲家でのちに大統領まで務めた異色の経歴を持ちます。20世紀初頭に活躍しました。
彼の言葉に
「一日練習を怠ると私にはわかる。二日怠ると批評家はわかる。三日怠ると聴衆がわかる。」
というものがあります。
高校生のとき師事していた先生に教えていただきました。
私は音楽科ではなく普通科に通っていたので、どうしても練習時間が少なかったです。
練習環境も防音室でなく、隣家との距離も隣接していたので、夜遅くまで弾ける環境ではありませんでした。
満足に練習できていないこと、先生にはお見通しだったのでしょう。
夜、切羽詰まったときは楽譜上で指をパタパタして練習した記憶があります。
気休めですね、、、
最近、練習時間がとれず、この言葉が身に染みてわかります。
特に私はジストニア持ちなので、少し練習できないでいると、すぐ2の指の突っ張り、3、4、5の指の巻き込みがひどくなります。(ちなみに練習しすぎてもひどくなる)
若いうちは、練習不足も初見力やテクニックでカバーしていましたが、通用しなくなりました・・・。練習時間、大切です。
話を本流に戻しましょう。
一流は一流の練習時間があると思います。一流とまでいかなくても、上達の近道は、適した手の使いかたと練習量です。
夏休み、いつもより時間があると思います。いつもより練習できると思いますよ。