ベートーヴェン作曲「エリーゼのために」、ピアノ学習者は必ず憧れて、最初の目標だったりするのではないでしょうか。もはや知らない人はいないと言っても過言ではないと思います。
「エリーゼはテレーゼだった!」は有名なお話ですね。
ベートーヴェンが悪筆だったため、本当は、テレーゼのために、だったところが、出版時にエリーゼと間違えてられてしまい、それが広まった説です。
もう1つ、ゴシップとしてベートーヴェン39歳、テレーゼは18歳だったらしいですよ。
冗談(いやどれも本当なのですが)はさておき、私も知らなかったのですが、このエリーゼのために、バガテル第25番らしいです。バガテルとは、「ちょっとしたもの、つまらないもの、転じて軽やかな内容の小品をさす」とあります。
あの可愛らしい曲をつまらないものだなんて!
「これつまらないものですが・・・」と結構な品物を差し出す、謙虚な日本人気質を勝手に想像してしまいます。←ベートーヴェン、日本人じゃないけど、ベートーヴェン気難しそうだけど、、、
(実際、ベートーヴェンは他にもバガテルを書いてますが、面白い曲いっぱいあります。取り上げられることは少ないですけどね)
ところでベートーヴェンはテレーゼという名のソナタも残していますね。(ソナタ第24番op.78)このテレーゼは別の人だそうです。