発表会の曲決めってピアノの先生にとっては、悩みどころです。
これを弾きたい、こんな曲がいい、とリクエストしてくれる生徒さんの意も汲みつつ、果たして期日までに(発表会当日までに)仕上げられそうかな?ただ弾くだけではないですから、魅力的に聴き手へ伝えられる演奏まで仕上げることができるかな?
予測をたて、弾き映えも考えて、ブログラム上のバランスも考えて(他の子たちとの兼ね合いとか)、
とにかくとても頭を使います。
曲決めで発表会の成功が決まるといっても過言でないくらい。
そんなとき救世主になってくれるのがギロック様です。アメリカの作曲家で標題のついた短い子ども向けの作品を沢山書いています。それもなんだか洒落ています。
習いはじめの子でもいっぱしの曲が弾けます。曲名もバラエティーに富んでいてプログラムがバエる!
(一例→「はじめてのギロック」より、おばけの足あと、女王様のメヌエット、東洋の市場など。ね?興味をそそられる曲名じゃありませんか?)
ギロックの曲、短くって発表会かなり前に仕上がっちゃって、もて余しちゃったわ、なんてときも1曲追加したりしやすい。同じギロック数曲だとプログラムにも統一感がありますしね。
全体的に色んな作曲家を散りばめたプログラムになるよう、心掛けていますが、ついついギロックに頼りがちになります。私にとってはギロック様々です。