私の教室ではピアノ実技に加えてソルフェージュももれなく指導しています。
小1から音楽之友社の「子供のためのソルフェージュ1a」、(そう、あのオレンジ色の本です)を使っています。昔ながらの教材です。
歌に関して専門外ですので、私の意見として述べさせていただきたいと思います。
ピアノの音の高さにぴったり合わせて歌おう、これに尽きると思います。
小さい子どもたちの中には、音程がずれていても違うことに気付けない子って案外多いです。
大抵やや低めの音程で歌う子が多いです。クラシックの歌い方の方がポピュラー音楽より音程を高めにとることが起因しているのかなあと考えます。
一般に、一点イ音、真ん中のラが440ヘルツです。音色を華やかにするためにコンサートでは442ヘルツ以上にチューニングする、とも聞きますから、クラシックの人間は音程高めが好きなのかなあ?と思います。
頭を糸で上から引っ張られているように歌ってね、と話します。
また、高い音など小さな声より大きな声の方が音程とりやすいですから、大きな声で歌おう、とも話します。
そしてなんと言っても、大きな声で歌うとなんだか気持ちいい!
時間の配分上、レッスンの最後に歌を持ってくることが多いので、
レッスン終わったやり遂げた感と大きな声で歌うことによるエネルギー発散で、スカッと爽快!
生徒さんたちは、表情も晴れやかに帰っていきます。