チャイコフスキー国際コンクール開催中ですが、藤田真央さんの演奏について、語らせていただきたいと思います。
私個人の感想ですので何分ご了承願います。
スクリャービン、ショパン、プロコフィエフの演奏を聴かせていただきました。まず、とても楽にピアノを弾かれるなぁと感じました。もちろん汗をかきながらの力演で集中力も素晴らしいのでしょう。きっと、からだの中に音楽があって、それを手が、指が、ちゃんと表現してくれる技術があるんだなぁ、羨ましいなぁと思いました。
音の粒がキレイです。私は音の粒に、柔らかい膜の中に芯があるような、パスタでいえばアルデンテのような、（上手く伝わるでしょうか・・・汗）音で弾きたいといつも思っているのですが、その理想の音を持っていらっしゃるなぁと思いました。
また、奇をてらっていなく、誠実な、正統派な演奏だなぁと思いました。聴き手が音楽に安心して身を任せられる感じです。帰国されたら、ぜひコンサートに出掛けて、生の演奏を臨場感たっぷりに聴きたいなぁと思いました。
（これは番外編→濱田岳さんに似てるなぁと思いました。）
コンチェルトも楽しみです。ファイナルに期待！です。
