tomokoせんせいの「少し」ためになるピアノブログ

ピアノ先生歴20ン年のお母さん先生のブログです。右手2の指にジストニアを持ちつつも、9本指で演奏活動もしています。ピアノの上達はもちろん、子どもたちの心の成長のお手伝いができたら、と日々レッスンに取り組んでいます。

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

カバレフスキー「ソナチネop.13ー1第1楽章」

カバレフスキーのop.13のソナチネにはハ長調のNO.1とト短調のNO.2があって、今日取り上げるのは1の方の第1楽章です。巷で好まれて弾かれているのはこちらで、曲としての出来は先生方によるとト短調の方が良いらしいです。さてop.13ー1第1楽章、発表会やコン…

コソ練見つかる

新しい曲を生徒さんに宿題として出すとき、必ず手本を一回弾いています。一から読譜も大事だけど、どんな曲かな?ってワクワク感でもって聴いてもらっています。どんな感想を持った?質問してみたり、 新しい記号や形式的なことや、 私この曲好きなの、こん…

卒業式に合奏

この春小学校を卒業する六年生。 卒業式に付きものの「旅立ちの日に」、でもコロナ禍では歌が歌えない、、 そんな中、ハレの舞台に音楽で華を添えようとの学校の先生のはからいに心が暖かくなりました。そう、合唱のかわりに合奏をすることになったのです。 …

シューマン「子供の情景op.15より“珍しいお話”」

子ども時分は見るもの聞くもの何でも新しくって、好奇心いっぱい。珍しいお話を聴く子どもらの目は、キラキラ輝いていて、お話するこちらが照れてしまいそうです。なーんて、情景が浮かぶ第2曲は「珍しいお話」というタイトルがついています。あらためて楽譜…

オタマトーンで弾いてみた~プッチーニ「“ジャンニ・スキッキ”より“私のお父さん”」

オタマトーン修行中の今日このごろ(本業はどうした?と言わないでください、、)、手にいれて10日ちょい、今現在の成果を動画にしました。どれどれどんなものかな?と好意的に聴いてくださる奇特な方はぜひぜひご覧ください。曲選びにあたっては、オタマト…

ハチャトリアン作曲「2人のおかしなおばさんが、けんかをしました。」

なんて、アクのある曲名!思わず、クセが強いんじゃ~、と言いたくなります。ハチャトリアンが子どもに向けて作曲した曲、コンクールでもよく使われます。子ども目線だと、二人のおばさんがキーキー、ヒステリックにケンカしている様子が、こんなふうに滑稽…

目指せ、オタマトーニスト!

ドハマり中のオタマトーン、 開発者は二胡をイメージしたのかな、なりきり二胡奏者で演奏すると気持ち良く演奏できます(あくまでも自己満足の範囲ですが、、)。それにしても弦楽器のように(やったことないけど)自分の中で音程をしっかり持っていないと音…

近況いろいろ 2月編

記事にするまでもないけど細々した近況を3つばかり挙げたいと思います。1つめ。 所属している通信制大学の2021年度前期の履修届けの時期がやってきました。 今までなかった新しい科目に西洋音楽史が登場しているではありませんか。 私の専攻は心理と教育だけ…

強起、弱起、完全小節、不完全小節

ドリル、ワークも5巻になってくると、急激に難しくなって内容もなんだかマニアックです。今、高学年の子どもたちがやってるのはタイトルの内容。 「強起、弱起、完全小節、不完全小節」について。曲の始まり方に注目してみましょう。 拍子の1拍めから始まっ…

オタマトーン買ってみた

このたびスペインの番組で、金ボタンを獲ったとかで一躍注目が集まったオタマトーン、明和電機さんプロデュースの半おもちゃ的な楽器です。楽器としては10年くらい前からあり、私もその存在はなんとなく知っていました。ところが、動画を観ていたら楽器とし…

【生徒さん募集】しています

なかなか外へ出掛けられないご時世、お家で楽しめる楽器演奏を習いごととしていかがでしょうか?中でもピアノは旋律と伴奏が一人で完結します。 いわば一人オーケストラなんです。 ピアノが弾けると世界が広がりますよ。現在、以下の時間帯で空きが出ていま…

三善晃「水泡のおにごっこ」

今日取り上げますのは、三善晃さんのこどものピアノ小品集「海の日記帳」より、「水泡のおにごっこ」です。「水泡」ときいて、ぷっくりとしたあぶくを連想しそうですが、どちらかというとシュワッと細かい泡のようです。子どもらしい題名に似つかわしくなく…