2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
今日も先日に引き続き、私がレッスンでよくアドバイスしていることを挙げてみました。 「出だしの音、イメージしてから入ってね」無計画に弾き始める子の多いこと。 発表会やコンクールでなくとも、レッスン、ここが仕上げ、というときは本気で弾いてほしい…
ピアノ初心者のバイブル、バイエル教本。大トリはこの曲、106番です。常々、バイエルの難易度、急に上がる件に関して、ピアノ指導者として不満を抱いているのですが、これは、超絶難しい!そして何より なんで指づかい、書き込まれてないのか!?半音階の指…
以前、小さなお子さんとお母さんのためのコンサートを積極的にやっていた時期があります。ピアノばかりに偏らないように、朗読とピアノ、というような編成で、良く使っていた楽譜が、全音楽譜出版社の「ピアノ絵本館」のシリーズです。 小さなお客さまを対象…
今日は、若気の至りというほどではないかもしれないけど、あのとき若かったなあって選曲の話をしたいと思います。受験を乗り越え、(と言っても受験、第1希望落っこちたけど)晴れて大学生、さあ、初めてのレッスン、なに持っていこう、の曲。基礎は大事とい…
昔のバラエティー番組で、こんな企画がありましたね。結構ハマって観ていました。でも言ったり、書いたりしたことが現実になるって 「一念岩をも通す」という言葉があるとおり、もしかしたら、あるんじゃないかなあと思います。 と、いうことで、今日は、私…
年に1度の贅沢、サントリーホールへチョソンジンくんのコンサートに行ってきました。 帰りたてほやほや、興奮冷めやらぬ状態で書いています。プログラムは、 前半はモーツァルトのニ短調の幻想曲、3番のソナタ、シューベルトのさすらい人幻想曲、 後半はベル…
私は、クラシック畑の人間ですが、 クラシックばかり聴いている訳ではないです。今日の朝、いつものルーティン(お弁当入れ、水筒準備、洗濯物干し、子どもたちの送り出し)済ませたあと、 ふとYouTubeでおすすめにあがってきた曲を聴いて、心を揺さぶられま…
タイトルの言葉、 頼まれごとをしたときは、お引き受けし、期待される以上のことをやりなさい、その次に大きな仕事がやってきますよ、 との意味だそうです。特に私のようなフリーランスの職は、自動的に仕事が入ってくるわけではないですから、いつもいただ…
学芸会のシーズンがやってきました。 うちの教室でもピアノ枠のオーディションに挑戦する子が毎年何人かいます。 時には楽譜もらって10日ほどでオーディション本番なんてことも。伴奏譜は子ども仕様でないことも多いので、 届かないオクターブや和音はどの音…
ピアノのペダルカバー、長年使っていたものが、ゴムが伸びて、すぐ脱げてしまいます。 レッスンしていてもしょっちゅう脱げるものだから、気になる気になる(汗)。 レッスン終わったあとはペダルカバーを履かせるのが日課になっていました。 (もはや、ペダ…
ベートーヴェンの名言より、3つご紹介したいと思います。 「真に称賛できる人物とは、逆境に直面したときに、自分の生き方を貫ける人間なのだ」音楽家の命ともいえる聴覚を失ったベートーヴェン、弟に遺書(ハイリゲンシュタット)を宛てました。 しかし、逆…
私が学んだ小学校の校歌の作曲者は、 かの有名な朝比奈隆さんです。 有名な人らしいということは知っていても、当時、小学生。 有り難みがわかるわけありません。その土地を離れて久しくなりますが、今でも口ずさめます。 当時は何回か伴奏もさせていただき…
今年の春、教室の発表会で、ゲストの伴奏をしました。第1、3楽章です。「ぜひ本格的なクラシック曲を演奏してください!」との、私からのラブコールに応えてくださり、チェリストさんは、この曲を選んでくださりました。ショパンといえば、ピアノ曲と勝手に…
今日は、レッスンで子どもたちに、私が言いがちなアドバイス、集めてみました。 「第1関節へこまないでね」まず、どの子も第1関節、初めはへこみます。 手が出来上がっていくにつれ、支えをつくれるように習得してほしいと思います。 必ずしも指を立てて弾き…
教室の生徒さんの人数が少なくて、発表会を合同でしていたとき、 発表会の出し物として、ミュージックベル演奏を子どもたちに経験していただいていました。ミュージックベル、 ハンドベルとは、また別物です。 ハンドベルは音の高さにより、大きさがかわりま…
今日は、珍しく連弾の作品を取り上げて、ご紹介したいと思います。ラヴェルは近代フランスの作曲家、代表作品に水の戯れ、亡き王女のためのパヴァーヌ、ボレロなどがあります。この「マ・メール・ロワ」は、マザーグースの童話をもとに親友の子ども、ジャン…
子どもたちにワークを指導していて、説明するの、難しいなあと思う問題があります。4分音符は何拍でしょうという問題。普通に考えれば1拍で正解なのですが、ワークが進んでくると、それに条件がつきます。〈問〉8分の3拍子のとき、4分音符は何拍でしょう。分…
ベートーヴェンのソナタ第14番「月光」、大変有名な曲ですが、戦前の尋常小学校の教科書に載っていたこんな話はご存知でしょうか? ベートーヴェンが友人と夜道を、歩いていると、ある粗末な家からピアノの音が流れてきた。ベートーヴェンの曲であった。 よ…
うちのレッスン室には出窓があります。 そこに色んなものを飾っているのですが、その一員にサボテンくんがいます。以前にも記事に書きましたが、 その出窓は、子どもたちのワーク、聴音用の机に面しています。初代サボテンくん、1匹根元から枯れてしまい、ダ…
子どもたちに大人気、ぴあのどりーむでは5巻に収録されています。コルトー・・・ はて?どちらのコルトーさん? と思って調べたら、A.コルトー、アルフレッド・コルトーだったのですね! 長くピアノを教えているのに、イコールで結ばれていませんでした。A.…
楽器とは、音楽を演奏するための道具です。 音楽の歴史からすれば道具が先にあり、音楽の場で用いられ続けたことで(改良され)楽器として定着していったといえます。さて、タイトルのピアノは何楽器であるか、ということ。 鍵盤を叩いて音を出すことを思え…
シベリウスは、フィンランドを代表する作曲家です。ピアニストの舘野泉さんが紹介したことで、我が国でも広く知られるようになりました。私はこの曲、弾いても聴いても、きゅっと胸が締め付けられる思いがするんです。実は息子が最後に出演した発表会で弾い…
音楽で使う記号を取り札にした、かるたが子どもたちに人気です。くおん出版から出ています。 幼児さんは「あいうえお」かるたも好きだったりしますから、安定の人気です。教具として教室に1セットあるのですが、レッスンでは、時間に余裕のある日しかできな…
今日は、大学の先輩でもあり、友人でもあり、リトミック仲間でもある、声楽家のお友だちのコンサートです。招待していただいたので、 ちょっとした品物用意して、それはそれは楽しみにしていたのに、私、夏風邪がひどくダウンしてしまいました。コンサート中…
音楽之友社から出ている安川加寿子さんの教本です。私が子どもの頃、メトードローズの後継として、ツェルニー30番に入る前に、これで学んだのですが、どれもいい曲で大好きでした。教室でも使いたい、と常々思っているのですが、何故か今は、あまりメジャー…
息子の中学の文化祭でPTAコーラスがあります。三部合唱(ソプラノ、アルト、男声)です。 伴奏の任務をお引き受けしたのですが、アレンジもやってくださいませんか、とのこと。アレンジといっても大げさでなく、 伴奏だけでなく、歌パートを補強すべく(練習…
シューマン=リストの「献呈」を ご紹介したいと思います。 アンコールピースとしても弾かれ、近年、若いピアニストがよく取り上げて弾いていますね。この曲はもともと歌曲です。 「ミルテの花」より第1曲。 シューマンがクララに宛てて結婚式の前日に贈りま…
私は、とある大学の所蔵するベーゼンドルファーの弾きこみボランティアをしています。 ピアノは使わないと悪くなるので定期的に弾きに行っています。昨日もベーゼンでの練習、ずっと同じ曲だと飽きるので、気分転換にバッハの平均律を持参しました。(平均律…
友人から招待状を譲り受け、丹羽悦子さんのコンサートに出かけてきました。プログラムによると、丹羽さんは尾高先生の作品をコンサートに多く取り入れているご様子、ご本人に直接師事もされているそうです。 コンサートで披露されたバラード第2番「時の彼方…
私の住んでいる場所は、激戦区で いつも発表会の施設予約に苦労しています。 倍率十数倍なんてときも、会場によっては、よくあります。最近よく利用させていただいている施設も、まずまずの競争率。抽選は必須です。 1年前のその月の1日にまとめて受付があり…